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枠練り石鹸と機械練り石鹸

こんにちは。

今日は、なぜ私が枠練り石鹸の開発に至ったかをお話しします。

まず、石鹸には枠練り石鹸と機械練り石鹸の2つの製法があります。
2つの一般的な特徴をざっくりと…

枠練り石鹸 機械練り石鹸
  • 経験豊富な職人の技術を要する
  • 高コスト
  • 自然乾燥期間が長い
  • 3~40%の美容成分が配合できる
  • ほぼ全工程を機械で作る
  • 低コスト
  • 原料のほとんどが石鹸素地
  • 個性を出すのが難しい
  • 溶けやすい

上記の表からわかるように、枠練り石鹸=小ロット高コスト、機械練り石鹸=大量生産低コストと言えます。

今後の石鹸のトレンド

機械練り石鹸は、チェーン展開している小売店にとって大量生産やローコストという点など、取扱いやすいのが大きなメリットです。
しかし、消費者のニーズは多角化してきていて「私に合うのはこれだ」と確立しているひとも増えてきています。
テレビCMや芸能人が使っているからと言ったものを買っていたのはひと昔のこと。低価格シャンプーが主流の時代から、1000円オーバーのシャンプーを使う人が増えた理由のひとつとして、本当に良いものを自ら情報を取りに行って探せる時代になったからではないでしょうか。ヘアケア商品が低価格帯から高機能高価格帯のものにトレンドが移っていったように、肌につかう石鹸も見直されてきています。

万人受けを狙っていないメドゥーサシリーズのように、ずっとリピートし続けて使いたい枠練り石鹸をじっくり時間をかけて作っています。ブログを通じて奮闘記を記録していくので、チェックしてくださいね。

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